中学受験への準備は、失敗しないために慎重に進めたいものです。本稿では、中学受験を前にした生徒・ご家庭の3つのタイプ「従来型」「自己最適化型」「浮動型」を紹介し、それぞれの特徴と対応策を解説します。各タイプに合わせた最適な学習方法で、夢の第一志望校合格を目指しましょう。
修明学園の学習コーディネーターの柴田です。修明学園の中学受験コースの前年度6年生は、各教室で少人数の個別指導で授業を受けながら「全員第一志望校の合格」を見事勝ち取りました。思い起こせば、彼ら彼女らが中学受験の勉強を始める小4の進級直前にコロナが流行し、社会情勢や生活環境などすべてにおいて不安な状態に突入する中で、3年間も受験勉強を強いられた世代です。そのため、全員が第一志望の中学に合格したことは本当に感慨深いものがあります。
今回は台東区にある浅草橋教室、葛飾区にある高砂教室で経験したことも交えながら、中学受験の準備を始めた生徒・ご家庭に見られる3つのタイプをコンパクトにまとめてお話ししたいと思います。
タイプ1:小4進級直前から丸3年かけて受験準備を始める「従来型」!!
学受験の王道と言えば4科入試という声があるくらい、偏差値の高い難関上位校は4科入試が前提です。大部分が大手塾の「入塾テストの合格」というプライドを胸に、小4進級直前(小3の1~2月)から丸3年かけて受験準備を始めます。親の期待を一身に背負い、
難関突破を目標にこれまでの習い事を整理し、週3~4回の通塾と毎週のテスト、相当量の課題を家庭学習で毎日仕上げなければなりません。それを怠ると授業についていけない、模試成績や偏差値・志望校判定は厳しいものになりがちで、相当の覚悟を持って受験勉強に取り組まないといけない流れになります。この従来型の受験層において、教育業界では難関上位校の第一志望合格率が約30%程度と言われているのは周知の事実です。
一方で、受験勉強の良循環が崩れやすいリスクも抱えています。両親または父親・母親のどちらかが中学受験の経験者でしかも華々しい成功体験を持っている場合、お子様に特に過度なストレスを与えやすい傾向があります。塾内競争に耐えうる生徒自身の性格やメンタルとの闘い、学校の友達や家庭での親子関係など、阻害要因となるケースもありました。その結果、「転塾を複数回繰り返す」「集団指導から個別指導の塾への切り替え」「受験勉強は継続した上で、無理をせず志望校を変更」「家族会議による受験断念」など、これまで新規問合せの際に複数の相談が寄せられております。
タイプ2:脱偏差値・脱ブランド重視で“自分に合った、行きたい学校を目指す”「自己最適化型」!!
近年目立ってきた中学受験パターンとして、中堅校をはじめとした入試制度の多様化や受験生を持つ親の意識の変化を背景に、習い事も両立させながら無理をせずに“自分に合った、行きたい学校”を目指して中学受験に取り組む層が着実に増えていることを実感しています。そうした意味では偏差値やブランドで学校選びをしない思考を持ち合わせているのでしょう。
新しいタイプの目的意識を持ち、お子様自身に最適化した塾の選択も必要になるはずです。大手塾に見られる熾烈な競争意識ではなく、個性を尊重し受験勉強に対するモチベーションを維持しながら、個別指導でじっくりと取り組める環境が望ましいのではないでしょうか。中学受験コースでは、四谷大塚の予習シリーズを使用し、必要な学習内容を生徒一人ひとりにカスタマイズした上で、生徒に寄り添いながら“本当に行きたい学校で高い合格率を達成している塾”である修明学園こそマッチングすると思います。
タイプ3:いつでも受験がやめられる「浮動型」!!
最後に、ご承知のように中学受験は必ずしも受けなければならないものではありません。私立中や公立中高一貫校いずれかの受験において、一定の割合で存在するのが受験に対しての態度が不安定かつライトな思考の持ち主です。極論を言えば、中学受験に対して漠然としたイメージで熱はそこまで高くなく、何らかの事情が生じた場合は受験を断念することも厭わないタイプではないでしょうか。
これまで実際に相談を受けた事例のほんの一部を列挙すると、「中学受験のために塾に通わせたが、わが子が勉強にあまり向いていないことを痛感した」、「偏差値が高くない学校の受験でも、かなりの勉強量が必要でとても課題がやり切れないと思った」、「経済的な理由が前面に出すぎるあまり、損得勘定で何事も考えてしまい親の言動に表れた」、「受験するかどうか悩み考え込んでしまい、勉強や通塾のタイミングを逃してしまった」、「チャレンジ精神は受け止めるが、(公立中高一貫校でよくある)ダメ元で受験するから高校受験でリベンジする」、「父親と母親で受験に対する価値観や進路に対する考え方の違いが顕在化し、結論が出ない」など、さまざまありました。
しかし、こうしたことは決してネガティブな捉え方をしない方がよいと考えます。中学受験を検討したり経験したり、そこで学んだことを今後どのように活かしていくかが問われます。一番大切なことは、ご家庭内でお子様の受験や将来の進路に対する考え方の軸をしっかり持つことであり、納得のいく選択肢を探し求めて欲しいと思います。
安心して修明学園の中学受験コースをお申込みいただくために、お早めに修明学園の無料体験・無料学習相談にお問合せください。修明学園のベテラン講師陣が、現状をきちんと把握し、お子様の学力向上や進学目標に向けた最適な学習方法のアドバイスをいたします。