小学校入試のペーパーテストでは、計算から言語、記憶、推理、常識に至るまでの多様な問題が出題され、幅広いスキルが求められます。その概要と対策をご紹介します。
幼児英才教室の野口です。小学校の入学考査は多種多様で、各校によって内容は異なります。この記事では、多くの学校で実施されているペーパーテストについてご紹介します。
数
数のセクションでは、「計算」、「数の合成」「数の分割」などの問題があります。数字で答えさせるのではなく、その数だけ〇や×などの印をつけるというパターンが一般的です。
図形
絵を見て図形の同異を発見する「同図形・異図形」の問題、お手本と同じ図形を完成させる「点図形」、分断された図形を組み合わせる「図形構成」などの問題があります。いずれも、全体を把握する力と細かい部分に目を向ける注意力が必要になります。
言語
言語分野は、ペーパーテストの他に、口頭試問で実施する学校も多くあります。「しりとり」や「なぞなぞ」など言葉を使ったゲーム形式のもの、同じ音の言葉を探す「同頭音・同尾音」、短文復唱や早口言葉、さかさ言葉などが出題されています。
記憶
先生やテープのお話を聞いたあとで、内容について問う「お話の記憶」やスクリーンなどで映し出された絵を記憶し問題に答える「図形の記憶」「絵の記憶」があります。
推理
立体をいろいろな方向から見たときの見え方や展開図から立体を判断する「空間図形」、鏡に映った映像について問う「鏡図形」などさまざまな出題があります。いずれも、見えないところをイメージする力が試されます。例えば、部分的に隠された数を推理する問題もあります。
常識
動植物の生態、四季の行事、家庭用品、交通道徳、社会常識などが問われます。出題形式は、間違い探しや、関連のあるものを線で結んだり、仲間外れ探しなどが多いです。その他、太陽の方角や影の形成、旗のなびき方と風向きに関する問題も出題されます。
これらの分野をまんべんなく出題するという学校がほとんどです。すべてのペーパーテストに共通する重要な要素は、人の話を最後まで注意深く聞き、物事をしっかりと観察し、迅速に行動に移せるかどうかです。知能が高くても、使うクレヨンの色や印が間違ったりしては合格点は取れないものです。